レストラン

審査フォーム:審査員の方はコメントの最後に ○点 という風に10点満点で記入をお願いします。
投票フォーム:1人3票の一般投票です。
投票済:極東、BONBORI、ハチミツ,ようこそ哲夫ワールド,ドロップ、藍殿TT、HER ROUGE ON,ひろちょび

r-1 ウンブルドィン r-2 ごらく野郎 r-3 ジンガー r-4 山下 銃(ばらけつ) r-5 ひろちょび r-6 星野児胡


r-1
ウンブルドィン

グルメリポーター


アレン:俺グルメレポーターになりたいんだよね

ウッデ:ああ、いいじゃん

アレン:特に中華好きだからさ、中華料理屋のレポートなら上手くできる自信あるの。
          だから俺中華料理屋に来たグルメレポーターやるから、お前中華料理屋の店主やって

ウッデ:…俺中華料理屋やりたくねえんだよなあ

アレン:いや実際にやるわけじゃねえから、役としてやってほしいだけよ

ウッデ:いや違うんだよ。俺、実家が中華料理屋でさ、何代も続く名店で、親父が一人息子の俺に店を継がそうとしてたのね
         でも俺不器用でさ、中華料理に必要なテクニックとか難しくて全く習得できなくて、嫌気がさして家飛び出しちゃったのよ
           だから俺、役としても中華料理屋やる自信ないんだよ

アレン:うーん…まあ、でもさ。今実際に料理作る必要なくて、料理持って来て紹介するだけでいいからさ。
            これ断られちゃったらこの場でやること何もなくなっちゃうからやってくれない?

ウッデ:…分かった

アレン:じゃあ俺席座って料理待ってるから、なんか料理持ってくるところからやって





アレン:さあ、本日は中華料理屋「中華」にやって来ております!一体どんな中華料理が待っているのでしょうか!

ウッデ:お待たせいたしました、当店自慢の酢豚でございます

アレン:おっ、酢豚!いいですねー!いい中華ですよ!

ウッデ:こちらの酢豚なんですけども少し変わっておりまして

アレン:なるほど、お店特有のアレンジがされてるんですね!

ウッデ:豚肉じゃなくて牛肉を使ってるんですよ

アレン:酢牛!!!!!! いや、酢牛じゃないですかこれ!

ウッデ:牛肉を細切りにしまして、タマネギとマッシュルームと一緒に炒めまして、少量のスープで煮込んだ後、たっぷりサワークリームを入れるんですよ

アレン:てめえこれビーフストロガノフじゃねえか!

ウッデ:中華料理なんか出してたまるかよ!!!

アレン:やるっつったじゃねえかよ!

ウッデ:陳建一なんかクソ食らえ!!!!

アレン:やめろよ!陳さんの悪口関係ねえだろ今!  出すだけならやるって言ったじゃん

ウッデ:やっぱダメだわ。酢豚って口に出した途端、鳥肌が止まらねえの

アレン:そんな嫌なの!?  じゃあいいわ。「こちらでございます」って言って出して。そしたら中華口走らなくて済むでしょ

ウッデ:助かるわ





アレン:さあ、中華のレポです!一体どんな中華でしょうか!

ウッデ:こちらでございます

アレン:おっ、チャーハンじゃないですかー!いい中華ですよ!

ウッデ:こちらのチャーハンなんですけど、米じゃなくてパンを使ってるんですよ

アレン:チャーパン!!!!!!!

ウッデ:食パンを卵液に浸しまして、それをフライパンで軽く焼いて

アレン:てめえこれフレンチトーストじゃねえかよ!!!

ウッデ:中華料理なんて出してたまるかよ!!!

アレン:「助かるわ」つったじゃねえか!!

ウッデ:四川なんてただの川!!!

アレン:やめろよ!四川の悪口関係ねえだろ今!違うし!

ウッデ:やっぱダメだわ。「こちらのチャーハンなんですけど」って言った途端、鳥肌が止まらねえよ

アレン:じゃあお前のミスだろ!

ウッデ:それに想像とはいえそこに中華料理があるって事実が耐えられないわ。悪いんだけどさ、洋食のレポーターって設定でやってくんない?

アレン:え、マジで?

ウッデ:やっぱグルメレポーターなるんだったら色んな店行くじゃん、中華以外も練習して損無いと思うし、俺中華やだし

アレン:あー…しゃあねえな。やるわ





アレン:はい、食べます。さあ、なんでしょう

ウッデ:こちら当店自慢のハンバーグでございます

アレン:お、なるほど では食べますね   …あー、おいしいですね

ウッデ:ありがとうございます

アレン:やっぱね、身がプリプリで歯ごたえあって最高ですね

ウッデ:ん?

アレン:チリソースが絡んでね、絶妙な辛味がいいですね!

ウッデ:おい!

アレン:決め手は豆板醤ですかね、うん、ナイス中華!中華最高!

ウッデ:おい!!俺エビチリなんか出した覚えねえぞ!

アレン:…中華料理以外なんて食ってたまるかよ!!!

ウッデ:はあ!?

アレン:中華こそ至高!中華こそ全て!中華以外の料理は無いのと同じ!

ウッデ:極端が過ぎるだろ!

アレン:陳建一を人間国宝にすべし!

ウッデ:中華好きな人も思った事ねえよ!

アレン:サイゼリアなんてただの店!

ウッデ:そうだよ!!!  なんだよ、お前も俺みたいに嫌な事あって中華しか食べられなくなった口かよ

アレン:中華がすごい好き!!!!!

ウッデ:薄いわ!!お前さっきからずっと薄いわ!なんだ中華料理屋「中華」って!

アレン:もう頼むよ!俺大好きな中華食って、バシッとグルメコメントしてかっこいとこ見せたいんだよ!適当でもいいから頼むよ!


ウッデ:ああもうやりゃあいいんだろやりゃあ!  はい中華のなんかです!どうぞ!

アレン:おっ!中華のなんかですね!いただきたいと思います!

ウッデ:お味はどうですか!!!

アレン:いやー、中華みたいで美味しいですね!

ウッデ:お前向いてねえわ!!!!!いい加減にしろ!




 

審査欄

【爆笑ファイター】
お馬鹿な2人のせめぎ合いが素直に面白かったです。
丁寧なフリのおかげで、設定がスッと入りやすかったです。
チャーパンとか単純なダジャレのはずなのに笑ったのは構成の上手さですね。
ただアクセルかかるのが少し遅く感じてしまった点も否めないです。欲を言えばもう一盛り上がり展開が欲しかったですね。
8点
【えむけー】
荒削りで完成度自体は高いとは言えないのでしょうが・・・
あまりにもハイテンションかつ勢い任せのボケとツッコミが何度もヒットしてしまいました。
「酢牛!!!!!!」「四川なんてただの川!!!」「陳建一を人間国宝にすべし!」
こういったセリフがツボにはまるとは。若さ溢れる感じがいいですね!
どうかこれからもこのテンションのまま突っ走って欲しいです。細かいことはそのうち覚えていけばいいんですよ。
(7点)
【けうけげん】
・ヤベぇこれめっちゃ面白いな……このシステム今からでもパクりたいくらい魅力的です。
 「酢牛」「チャーパン」は単純ながら物凄いパワーワードですし、「○○じゃねぇか」でたたみかける手法も上手い。
 「サイゼリヤなんてただの店」「中華のなんか」などフレーズも冴えていてオチまで堪能させて頂きました。
 多少ボリューム不足気味だったため、もっと2人の言い争いを過熱させても良かった気がします。
 実家の中華屋のトラウマなど、後半絡められそうな要素も多々あったので。
 現時点でかなり面白くて大好きなんですが、改良すれば更に面白くなるとも確信できるネタでした。 9
【ABS(全角)】
多分レポーターも向いてないと思うし、料理屋側も向いてないんだと思う。
あと、毎日中華だと飽きるぞ。
6点


r-2
ごらく野郎


コント/レストランのバイト


藤村 ここが今日からアルバイトするレストランか。不安を期待に変えれるように頑張ろう。まぁ挨拶をしますか。

効果音 カランコロンカラン

島崎 (携帯電話で話しながら登場)母ちゃん、とりあえずそのGパンだけ洗っといてねーそれじゃ。(携帯を閉じて)いらっしゃいませー、わが店にようこそ!

藤村 何生活感漂わせながら挨拶してるんですか。アットホームな職場アピールすか。

島崎 今日からアルバイトしてくれる藤村くんかい?始めまして、店長の島崎です。ごめんね〜電話で面接してたから業者の方かとおもったよー!!

藤村 敬意を払いましょうよ。・・・で、今日は何をしたらいいんですか?

島崎 ああ、面接ではそこらへん省略したもんね〜。

藤村 そうですね。電話面接でかけたら「はい店長です!面接?いいよ、オッケー!」って言葉だけでしたからね。

島崎忙しかったからそれぐらいしか話せなかったからねぇ

藤村 俺正直ドッキリ番組かなぁと思いましたよ。話す言葉が少なすぎて。

島崎 まぁ正直やることそんなに多くないからすぐ覚えれると思うよー。

藤村 まあわかりますよ。

島崎 まず衣装は〜・・このフンドシね。

藤村 何だその間違えた日本解釈、今時海外の映画でもフンドシって聞きませんよ。

島崎 ああ、大丈夫!うちは裸フンドシだから!

藤村 大丈夫って言葉、辞書でひいてこい!!だからか、雑誌でみた時給で女性の方が万単位で高かったの!

島崎 よく風俗ですかって勘違いされるんだよね〜、ちゃんとした飲食店だからねぇ。あ、もしかして期待してたかな?

藤村 ・・・違うって言い切れない自分が恥ずかしい。

島崎 んふふ、オスの本能(笑)。

藤村 なに勝ち誇った顔でいってるんですか。 フンドシってだけで負けてるんだよ!

島崎 まあ後は接客ね。今から教えるからね。

藤村 ご指導よろしくお願いします。

島崎 まずお客様が来たらいらっしゃいませ、何名か確かめたらテーブルに案内して。

藤村 はい。

島崎 1名様だったらテーブルに、4名様以上だったらカウンターに案内して。

藤村 適材適所な場所に案内しましょうか。カウンターに1名のお客様で4名以上をテーブルに。

島崎 おお、そうすればいいか。

藤村 コンビニのぜんざいか。クリームが多すぎたり白玉が大きすぎたりして、主役が交代してるあの感じの。

島崎 ちょっとまて、最近のコンビニのぜんざいはそういった専門の店を越えてるぞ!甘く見るんじゃない!

藤村 甘く見れるように努力しろよ、少なくとも料理のプロだろ。

島崎 そんで座ったらお客様にご注文きいて。ドリンクはー・・・

藤村 ああ、あそこにあるドリンクバーに案内ですか?

島崎 違う違う。店内に自販機あるからそこから買ってもらって。

藤村 ドリンクバーの気持ちを察せよ、可哀想だろ!

島崎 あれ、ドリンクバーじゃないよ。ライスバー。

藤村 ライスバー!?

島崎 そう、茶碗置いたらこう「ボボボッ・・・ボトボトッッ・・・」って落ちるの。

藤村 食えねぇよ!!人間の尊厳をガッツリ削られてるような機械!!

島崎 あ、あとこのライスバーh

藤村 (くい気味に)あと、自販機ってなんだ!!レストランで出た食事の隣にジュース缶があったら嫌だろ!異物混入感が半端無いわ!!

島崎 そうなの!?

藤村 見たことあるのか!?メッチャ美味しいランチの写真に飲み物だけ缶って!!

島崎 ・・・いやでもビール瓶とかは瓶とかで出るじゃん!それをイメージして出しただけでー。

藤村 じゃあ缶じゃなくて瓶で出せよ!このレストランの悪い所だよ、奇をてらってマイナスにしてるの!!

島崎 難しいな、レストランって。

藤村 はぁ・・・(ため息)。で、食事はどうなんですか、マトモですか?

島崎 ああ、それはこんな感じ。(奥のほうにあるキッチンからお盆に載ったランチを取り出す)ちょっと食べてみて。

藤村 はい、いただきます。(モグモグ)・・・んま!なんすかこれ!滅茶苦茶おいしいですよ!

島崎 うちは料理には自信があるからね!美味しかったらお客様はまた来てくれるとおもうからね。

藤村 いや他の所を直さないと無理ですよこんな悪いテーマパーク。そんでこれ料理してる人は誰なんですか?

島崎 ああ、昔三ツ星レストランで働いた人が・・・

藤村 三ツ星!!??

島崎 昔のツテをたどってね、中々美味しいでしょ!

藤村 このレストランの隠し味がエグい!!こういう所を押しましょうよ!!ってことは食材はどんなのを!?

島崎 ああ、それは冷凍のを使って作ってる。

藤村 最後の最後で台無しじゃねーか!食材にも気を配れ貴様!!

島崎 まぁこれで研修は終わり・・・ってちょっとまって!何で帰るの!?

藤村 こんな所で貰った金で幸せになれるわけ無いだろ!帰る!!

島崎 まってよ!最後にこれだけは言わせて!

藤村 何!?

島崎 包丁とか鍋とかも滅茶苦茶お金かけたんだ。

藤村 てめぇは違うところに気をくばれええええええ!!!!


審査欄

 【爆笑ファイター】
女性だけ万単位等強いボケもあったものの、基本的にはレストランネタの予想範疇内に収まった印象を受けました。
ありふれた設定で競っているため、より作者特有の個性を見せつけてほしかったです。
甘く見れるように努力しろよとかツッコミに工夫が見られた点は良かったです。
あと(くい気味に)とかは書かなくても伝わると思います。少し脚本を感じてしまいます。
5点
【えむけー】
構成がしっかりとしたコントで良かったです。「女性の方が万単位で高い」には笑いました。
それだけに後半のラスト20行が惜しい。もっと強いボケをもってきて欲しかった。
あとツッコミがしっくり来ないところがいくつかあったのが気になってしまいました。
ライスバーでボトボトッっとご飯が落ちてくるのは想像したら面白かったが
「食えねぇよ!!」「人間の尊厳をガッツリ削られてる」まではいかない気がするし、
「レストランで出た食事の隣にジュース缶」もそんなにおかしいとは思わないのは私だけでしょうか?
セリフ自体はよく練られているとは思うのですが・・・
(5点)
【けうけげん】
・うわぁ、安心の正統派だ。実際に舞台で披露されている様子が想像できました。
 オーソドックスながら「女性の方が時給が万単位で高い」「ライスバー」などフックの効いたフレーズも豊富。
 オチの流れも良かったんですが、全体的に見るとちょっとパンチが薄かったかなぁと。
 オスの本能やコンビニのぜんざいなど、弱めの割には行数を使う下りが多々見られたのがもったいなかったです。
 個々が独立したボケが多かったので、もっとボケに関連性を持たせると流れが良くなるかと思います。
 ワード自体は練られていて良かったので、想定外のパンチが加われば大化けするようなネタでした。 4
【ABS(全角)】
影響しない範囲だったけど誤字はそれだけで減点にする人がいるかもしれないから気をつけましょう。
5点


r-3
ジンガー


コント/最近近所にできた巨大レストランに来たぞ



小村:最近近所にできた巨大レストランに来たぞ。

五竹:いらっしゃいませ。
   一名様でよろしいでしょうか。

小村:はい。

五竹:こちらメニューになります。

小村:どうも・・・注文が先なんですね。こういうレストランだと先に席案内してからってイメージが強いですけど。

五竹:ああ、初めての方ですね。
   こちらのレストランではメニューを先に決めていただいて、メニューに合わせた席に案内させていただくというシステムを取らせていただいてます。

小村:味だけじゃなくて周りの雰囲気から料理を楽しんでもらおうみたいなことですか!?
   へー、それは楽しみだなぁ。(メニューを見る)

五竹:メニューの方上から順に軽く説明させていただきます。

小村:なんかパッと見不安なメニューしかないんですけど・・・とりあえず説明お願いします。

五竹:まず「ハンバーグヘアカットセット」、こちらはヘアカット用の席に案内させていただきまして、
   一流美容師によるヘアカットを受けながらハンバーグセットを食べていただける

メニューになります。

小村:え、そういう!?メニューに合わせた席ってそういう!?

五竹:ヘアスタイルはレア、ミディアム、ウェルダンの三種類から選んでいただけます。

小村:焼くの!?それ肉の火の加減のでしょ!?

五竹:レアがあまり鋏を通さない、ウェルダンがよく鋏を通す、ミディアムは間ぐらいになります。

小村:分かり辛いよ!!
   というかヘアカット望んでないし、食べながらヘアカットって、邪魔じゃない!?
   切った髪の毛とか料理に入っちゃうでしょ!?

五竹:料理に髪の毛が入った場合はその都度新しいものに交換させていただいております。

小村:いや勿体ない勿体ない!!双方得しないからこのメニューすぐやめた方がいいよ!?

五竹:あと、ヘアカットが終わった時点で退席していただくことになりますので、食事の方は時間に気を付けてください。

小村:気を付けなきゃいけないことだらけじゃねえかよ!もっと味わうことだけに集中してたいんだけど!

五竹:1つ下の「チーズハンバーグヘアカットヘアカラーセット」ですが、こちらはヘアカラーの時間分ゆっくり食べられるのでおすすめですよ。

小村:どんな売り込みだよ!?制限時間が十分じゃない時点でおかしいんだよ!!

五竹:ご注文の方は「ハンバーグヘアカットセット」と「チーズハンバーグヘアカットヘアカラーセット」でよろしかったでしょうか?

小村:よくねえわ!!なんで髪2回切らなきゃいけねえんだよ!!

五竹:ではどちらにしますか?

小村:1回も切らねえんだよ!!次だよ次!!

五竹:続いて「立ち食いそば全身マッサージセット」、こちらはマッサージベッドに横たわっていただいて、
   マッサージを受けながら立ち食いそばを食べていただけるメニューになります。

小村:立てねえわ!!寝食いそばだわ!!まず、食べながらマッサージとか嫌だわ!!

五竹:続いて「串焼きスイミングセット」、こちらはプールで泳ぎながら串焼きを食べていただけるメニューになります。

小村:泳げないなぁ!!?串焼き持ってちゃ泳げないなぁ!!?

五竹:水深ですが立ち泳ぎでいけるように深めにさせていただいてます。

小村:だったとしてだよ!!大分無理あるし、そんな無理してまで泳ぎながら串焼きを食べるメリットはどこにだよ!!

五竹:続いて「串焼き温泉セット」、こちらは温泉に入りながら串焼きを食べていただけるメニューになります。

小村:おっ、これならいけそう。

五竹:水深ですが立ち泳ぎでいけるように深めにさせていただいてます。

小村:いやいやいやなんで泳ぎになってんだよ!?温泉でその要素いらねえだろ!?

五竹:続いて「カレーライストイレセット」、こちらはトイレで用を足しながらカレーライスを食べていただけるメニューになります。

小村:クソかよ!!食欲消え去るわ!!

五竹:今はトイレ行きたくないかなという方のために、下剤のトッピングを無料でサービスさせていただいてます。

小村:要らない要らない!!普通の席で普通のカレーが食べたいよ!!

五竹:カレーの方ですが、お客様の便の色に合わせてブラックカレーやレッドカレーも選択していただけます。

小村:確信犯じゃねえか!!絶対頼まねえわ!!

五竹:続いて「カレーライストイレヘアカットセット」、こちらはヘアカット用のトイレに案内させていただきまして、
   用を足しながらヘアカットしながらカレーライスを食べていただけるメニューになります。

小村:足せねえわな!!見られてちゃな!!まずなんだよヘアカット用のトイレってよ!!?

五竹:続いて「カレーライストイレ温泉セット」、こちらはトイレ可の温泉に案内させていただきまして、
   温泉に入りながら用を足しながらカレーライスを食べていただけるメニューになります。

小村:きったねえよ!!自分が入水してる時点でトイレなんか不可だよ!!

五竹:続いて「デラックスチョコレートケーキ座禅セット」、こちらは座禅で心を無にしていただきながら
   激甘大ボリュームのチョコレートケーキを食べていただけるメニューになります。

小村:心を無に出来る気がしない!!なんでそんな欲望の塊みたいなメニューと合わせちゃうかな!?

五竹:続いて「超濃厚豚骨ラーメン滝行セット」、こちらは滝に打たれて心を洗いながら
   脂たっぷり超濃厚の豚骨ラーメンを食べていただけるメニューになります。

小村:いやだから心を洗える気がしねえわ!!まず滝に打たれながらとか食えたもんじゃねえし!!

五竹:替え玉の方は2回まで無料とさせていただいてます。

小村:スープが持たねえよ!!心より先にどんぶりが滝に洗われちゃうわ!!

五竹:続いて「超濃厚豚骨ラーメン滝行ヘアカットセット」、こちらは滝に打たれて心を洗いながらヘアカットを受けながら
   脂たっぷり超濃厚の豚骨ラーメンを食べていただけるメニューになります。

小村:自動的に美容師さんも滝に打たれることになりそうなんだけど!?あと髪の毛びっしゃびしゃで切れたもんじゃないだろ!?

五竹:続いて「全身マッサージヘアカットセット」、こちらはヘアカット用のマッサージベッドに横たわっていただいて、
   マッサージを受けながらヘアカットを受けていただけるメニューになります。

小村:おっ、これならいけるんじゃない?って思ったけど食事はどうしたよ!!レストランよ!!

五竹:続いて「全身マッサージ座禅セット」、

小村:だから食事はどうしたよ!!

五竹:こちらはヘアカット用のマッサージベッドに横たわっていただいて、
   マッサージを受けながら座禅で心を無にしていただけるメニューになります。

小村:そして横たわりながら座禅とか無理だよ!!姿勢取り合っちゃってんじゃねえか!!

五竹:続いて「全身マッサージ座禅スイミング温泉ヘアカットヘアカラー緊急手術セット」

小村:いやもう無茶苦茶だよ!!無茶苦茶だし最後怖えしもう何なんだよ!!何かまともなメニュー無いの!?

五竹:最後に「シェフの気まぐれサラダ」、

小村:最後にちゃんと食べれそうなのあったよ!!

五竹:こちらは説明不要ですね。

小村:じゃあもう「シェフの気まぐれサラダ」で。

五竹:ご注文承りました。ではヘアカット用のトイレに案内します。

小村:いや全然まともじゃなさそうだったー!!!


 

審査欄

【爆笑ファイター】
終盤にかけての笑いの欲張り加減よ。無理矢理笑わされた気がします。
笑いに貪欲な感じが1行目から出てますね。非常にボリューミーなコントで満足させて頂きました。
強烈なボケに劣らず的確なツッコミも光っていました。ちゃんと多重なボケを処理できていたのが凄い。
カレーの下りだけ安易な下ネタに走ったのが残念。
9点
【えむけー】
爆笑させていただきました。優勝おめでとうございます。
この発想力が欲しいです。レストラン+○○というネタは作ってくる人いるだろうなと思ってましたが、
ここまで面白いものが作れるとは。病院+クイズというネタで優勝できなかった者としてはうらやましいです。
(10点)
【けうけげん】
・すげぇなぁ。レストラン部門に出さなくて良かったと心底思いました、超面白かったです。
 設定を理解させてからの勢いが最高。「焼くの!?」で一気に掴まれ、下剤のトッピングで持っていかれました。
 後半のカオス展開も秀逸でしたし、単調な流れながら最後まで魅了するパワーに圧倒されました。
 強いて言うならそれまでの勢いに比べて若干オチが弱い気がしたことくらいですが、
 特に気になりませんでしたし、全体の満足感が勝ったので満点を点けさせて頂きます。ごちそうさまでした。 10
【ABS(全角)】
ヘアカット用のトイレってまず何!
個人的には串焼き温泉セットの立ち泳ぎが笑った。
8点



r-4
山下 銃(ばらけつ)




逢坂「どうも、女二人の囀ですよ」
一重「でかいバスに乗る時は、基本的に、スーツケース達と相席の、私です」
逢坂「ええと。それは、もしかして、横から開くやつですか、バスの」
一重「私の記憶が、定かだとしたら」
逢坂「はい」
一重「そうですね」
逢坂「怒っていい奴です」
一重「頑張りましょう」
逢坂「頑張ってください」
一重「レストランに、やってきました」
逢坂「コントに、入ったんですか」
一重「カランコロンカラーン」
逢坂「コントに、入ったんですね」
一重「うるさーい! うるさーい! 黙れ黙れ! うるさーい! 黙れー!」
逢坂「……おやおや?」
一重「下駄は、歩く時、うるさい。公共広告機構です」
逢坂「下駄を批判するCMでした」
一重「下駄を批判するCMですね。これね。コントでは、ないんですよ」
逢坂「ちょっと、気づけませんでしたな」
一重「でも、私はですね」
逢坂「はい」
一重「下駄屋の娘なので」
逢坂「はい」
一重「父を憎んでいます」
逢坂「受け止めきれない奴ですね」
一重「下駄を作り、社会に蔓延させる父を憎んでいます」
逢坂「ごめんなさい。耳、塞いでますね」
一重「うるさい下駄を売って得た金で、生計を立てる、極悪非道な家族を、憎んでいます」
逢坂「……」
一重「でもね」
逢坂「……」
一重「そんな家庭に育てられた自分を、一番憎んでいるのです」
逢坂「自分を責めないで!」
一重「……」
逢坂「自分を責めないで。自分だけは、せめて自分だけは、自分の、味方でいてあげて」
一重「お腹減ったなーおやこんなところにレストランがある気になるな入ってみようカランコロンカラーン今のはドアベルの音です」
逢坂「理 不 尽」
一重「いらっしゃいませーお一人様ですねパーティールームへどうぞ、いやパーティールーム!?」
逢坂「全部一人でやらないでください。私の励ましを無視して、いきなりコントの世界に入って、今まで聞いたこともないほどの早口で、全部を一人でやらないでください」
一重「理不尽」
逢坂「私のセリフです」
一重「それでは、私はこれよりコントに入ります」
逢坂「待っていましたよ、その言葉を」
一重「コント、全裸レストラン」
逢坂「コント、全裸レストラン?」
一重「カランコロンカラーン今のはドアベルです。ここが、全裸レストランかー」
逢坂「……いらっしゃいませー」
一重「おっ全裸だ。すいません、この全裸ハンバーグを下さい」
逢坂「……お待たせしました。こちら、全裸ハンバーグです」
一重「おっ全裸だ。あー、全裸ハンバーグ美味しいなー。すいません、お冷下さい」
逢坂「……はい。お水です、どうぞ」
一重「おっ全裸だ。あー、もう食べちゃいましたね。すいません、お冷下さい」
逢坂「お水です」
一重「おっ全裸だ」
逢坂「このコントやめませんか?」
一重「ん?」
逢坂「コントの名を借りた、風俗なので」
一重「逢坂さん」
逢坂「はい」
一重「コントは、風俗では、ありません」
逢坂「知ってます」
一重「では、今度は、逢坂さんがお客さんでご入店ください。私は、店側やるので」
逢坂「分かりました。……あー、お腹減ったな。レストランだ入ってみよ。カランコロンカラーン」
一重「ようこそ、全裸に下駄レストランへカランコロンカラーン」
逢坂「性癖が雑。ありがとうございました」



 

審査欄

【爆笑ファイター】
このネタの狙いをいまいち掴めませんでした。
2人のキャラ付けや独特な日本語がそこまで笑いに作用していない気がします。
全裸レストランの下りは好きです。ただそれまでの2人のやり取りが必要だったのかと考えるとそうでもないような…
ルール無用に笑わせるネタでもなかった気がするので、何か一つ軸となるものが必要だと思います。
3点
【えむけー】
ネタが淡々とし過ぎで、ボケの数自体も少なく、
そのボケも全裸押しぐらいしか印象に残るものがないというのはさすがに厳しい。
「コントは、風俗では、ありません」「知ってます」は面白かったんですけどね。
持ってる実力からすればまだまだこんなもんじゃないはずですよ。
(3点)
【けうけげん】
・なんだこれ。相変わらず山下さんの魅力的なキャラクター創作能力はハンパない。
 ゆったりした行数の使い方ながら、「父を憎んでいます」「いやパーティールーム!?」など一撃が強い。
 どことなくスリムクラブ的な雰囲気もありながら、このユニットにしか出せない世界観を出せていました。
 ただやはり70行では少し物足りない感があったため、雰囲気を維持したまま手数を増やせればなお良かったです。
 この2人のやりとりをもっと見たいと思わせるのに充分なネタでした。 6
【ABS(全角)】
なんかレストラン成分が薄く感じたような・・・
どうでもいいけど全裸よりは何か1枚着てたほうが好きです。
5点


r-5
ひろちょび


乙女の方程式/レストラン


Y美:はいどうも、姉妹漫才師「乙女の方程式」です。よろしくお願い致します!

X子:いやぁ、しかしお腹が空きましたね!
   こんな時は、レストランネタでもやって気を紛らわせましょう!

Y美:自爆飯テロな気もするけど大丈夫!?
   まぁやってみようか。お姉ちゃんが店員、あたしがお客さんね。


X子:いらっしゃいませ。ファミリーレストラン「ンラトスレ」へようこそ!

Y美:いや何て何て何て!?
   個性的にも程がある店名ね!「ん」始まりて!

X子:お客様、-2147483647名様でよろしいですか?

Y美:何かバグってない!?1名よ、1名。

X子:-2147483647名様ですね、かしこまりました。あちらの席へどうぞ。

Y美:1名様って言ってるよね!?…さっそく不安になってきたなぁ。


X子:お待たせいたしました、メニューをお持ちいたしました。
   ただいまキャンペーン中なので、メニューの方9割引とさせていただいております。

Y美:いやメニューの割り引きって何よ!?メニューのうち1割しか持ってきてないってこと!?
   できれば全部のメニューを見せてほしいんだけどなぁ…

X子:こちら、「ノンアルコールカクテル」のメニューでございます。
   当店のメニューの-2147483647割に相当します。

Y美:よりによってノンアルコールカクテルて!!それだけ頼むシチュエーションが思い浮かばないわよ!
   あと多分だけど「1」って言おうとするとバグるのかな!?バグったロボットでも言わなさそう!!

X子:では、お好きなメニューをお手元の辞書の方からお選びください。「選ばれた単語+定食」の形でお持ちいたします。
   なお、お料理のお値段は「そのお料理の名前が書いてあるページ数×100円」となります。

Y美:いや辞書置いてあった!?
   「選んだ単語+定食」の形って何よ!?
   そして何その値段の決まり方!100ページ目でも1万円て!!
   これもう、全力で「あ」から始まる食べ物を探すしかないじゃん…

   うーん…現実的な値段になる食べ物が「アイスクリーム」ぐらいしかない…
   「アイスクリーム定食」とかさすがに頼む勇気ないしなぁ…

   あっ…「あいなめ」っていう魚がある…
   18ページということは1800円、ちょっと高いけど常識の範囲 内だしワンチャンいけるかなこれ…

X子:「あいなめ定食」ございますよ。

Y美:マジで!?じゃあそれでお願いします!

X子:かしこまりました。ではご注文を「n文字目を2n文字分言う」方式で繰り返しますね。

Y美:いやどういうこと!?普通に繰り返してよ!?

X子:ああいいいいななななななめめめめめめめ定定定定定定定定定定食食食食食食食食食食食食が-2147483647つ。
   以上でよろしかったですか?

Y美:狂気かよ!!もうなんか別物に聞こえてよろしくない気すらしたよ!そしてラストにバグが再発してるし!

X子:!!

   お客様、大変失礼いたしました…ただいま「め」の方が1個抜けていましたのでもう一度繰り返しますね。
   ああいいいいななななななめめめめめめめめ定定定食食食食食食食食食食食食が

Y美:言わんでよろしい!!まともに聞いてなんかいないし普通に1文字ずつ言って欲しかった!
   ただそれにしても今のは「定」の数が少なかった気はするけど!

X子:お客様、ちなみに本日こちらの定食のごはんの量をお選び頂けますが、
   何粒がよろしいでしょうか?

Y美:いやごはん粒の数で聞かれても!基準がわからないわよ…

X子:そうですね…一般的な大盛りのごはんが「780粒」となっておりますが。

Y美:そ、そうなんだ…まぁ、お腹空いてるしそのくらいでお願いします。

X子:780粒ですね、かしこまりました。
   ただいま、おしぼりの方お持ちいたしますね。

Y美:そういえばおしぼりもまだだったわね…
   はぁ、注文だけでかなり体力使った気がするなこれ…

X子:お待たせいたしました。「おしぼりの左上の部分」です。
   他の部分、ご用意が出来次第お持ちいたしますね!

Y美:どういうこと!?これまた何で4分の1サイズのおしぼりをひとカケラだけ!?
   そしておしぼりの4分の3が用意できていないってどういう状態なのよ!?

   まぁ、4分の1でも手拭けなくはないし、とりあえず拭いておくか…

X子:失礼いたします。
   こちら、お先に定食の「ごはん100粒目〜199粒目」をお持ちいたしました。

Y美:だからもうなんなのよ!?
   100粒ずつ持ってくる意味がわからないし、まず「100粒目」とかって何なのよ!?米粒に番号を振らないでよ!!

X子:他の粒の方、炊き上がり次第お持ちいたしますので、よろしければお召し上がりになってお待ちください。

Y美:粒言うな粒…ほんとどういう仕組みなのよここ…

X子:失礼いたします。
   続きまして「400粒目〜499粒目」 をお持ちいたしました。
   他の粒の方、炊き上がり次第お持ちいたしますので、よろしければお召し上がりになってお待ちください。

Y美:あーもう落ち着かないなぁ!なんか粒番号も飛び飛びだし…

   …仕方ない、お腹も空いたし食べるか。せめて味噌汁とか、一部でもいいから焼き魚本体とかが先に来てほしいなぁ…

X子:失礼いたします。
   「600粒目〜699粒目」 をお持ちいたしました。

Y美:ごはんかぁー…そろそろ他のもの来てよ…

X子:失礼いたします。
   「200粒目〜299粒目」 をお持ちいたしました。

Y美:ごはんかぁー…っていうかいったい何なんだろう。この状況、この気持ち…

X子:失礼いたします。
   「500粒目〜599粒目のうち奇数粒目」
   をお持ちいたしました。

Y美:もうそれどういう炊き方してるのよ!?言ってみなさいよ!!
   100粒ずつまとまってるならまだともかく、ちょうど2粒に1粒みたいなの絶対おかしいでしょ!!

   はぁ…とりあえず…大盛りごはんの約3分の2ぐらいだけ来ている状況…
   あーもう本当にごはん以外のもの来ないかな!?

X子:失礼いたします。
   「おしぼりの右下の部分」をお持ちいたしました。

Y美:こ こ に 来 て お し ぼ り ! !

   いや忘れかけてたよ、おしぼりがまだ4分の1しか来ていなかったことを!まだ半分しか揃ってないけども!
   あのすみません、定食の他のおかずまだですかね!?

X子:失礼いたします。
   こちら定食の「お味噌汁」と、
   「あいなめの塩焼き」と、
   ごはんの「0粒目〜99粒目」となります。

Y美:0 粒 目 ! ?

   いやもうなんかさっきから「100粒区切りにしては妙な区切り方だなぁ」って薄々思っていたけども
   「0粒目」って言葉はいよいよ定義がよくわからないよ!?
   あーもう「やっと味噌汁と魚キター!」 っていう喜びの感情で産まれた元気の大半をツッコミに使ってしまったじゃないのよ!!

X子:0粒目…その呼び方に特に意味はありません。
   一般的に言う-2147483647粒目のことだと思っていただければ…

Y美:あーそうだった!!この人1って言おうとするとバグるんだった!!
   むしろ「0粒目〜」って言う方がまだ自然っていう、あーもうなんか複雑!!

X子:失礼いたします。
   こちら定食のごはんの「300粒目〜399粒目」と「700粒目〜780粒目」です。

Y美:からの、再びごはん200粒…
   いや良いんだ。今のあたしにはお味噌汁と お魚さんがある…美味しく頂くんだ…

X子:あ、あの、お客様…

Y美:……何でしょう、今めっちゃ食べてるのに。

X子:こちら「おしぼりの左下と右上の部分」でございます。

Y美:お し ぼ り ! !

   いやいいけどね!?確かにそろそろ手拭きたいなとか思ってもいたけど!
   ただそれも本来食事が来る前に全パーツ揃ってるべきものだからね!
   そもそもおしぼりのパーツって何よ!?

X子:お、お客様!お客様!

Y美:あ、す、すみません、熱入りすぎですよね…

X子:ここで店名の方、「n文字目を2n文字分言う」形で5回呟かせていただきますね。

Y美:いや何で!?

X子:ンンララララスススススストトトトトトトトレレレレレレレレレレ………
   ンンララララスススススストトトトトトトトレレレレレレレレレレ………
   ンンララララスススススストトトトトトトトレレレレレレレレレレ………
   ンンララララスススススストトトトトトトトレレレレレレレレレレ………
   ンンララララスススススストトトトトトトトレレレレレレレレレレ………

Y美:うざったーーーーーーーい!!!!!
   完全に忘れかけてた店名を何十倍にもウザい形で掘り起こすんじゃないわよ!!

X子:お客様、大変失礼いたしました。
   謝罪の方、「n文字目を5n文字分言う」形式でさせていただきますね。
   申申申申申しししししししししし訳訳訳訳訳訳訳訳訳訳訳訳訳訳訳訳ごごごごごごごご

Y美:言わんでいい言わんでいい!!

   あーもう何よこのネタ!
   意味不明なレストランにも程があるわよ!
   何よ、メニューが9割引って!
   何よ、ごはん100粒ずつ持ってくるって!
   何よ、「n文字目を2n文字分言う」って!「n文字目を5n文字分言う」って!!

   あと 異 様 に お 腹 空 い た ! !

X子:何言ってるのよ。仮にもDRS長文決戦のR・レストランお題なのよ?
   インパクトのあるネタどんどん入れていかないと、他のネタと差別化できないじゃない。

Y美:正論っちゃ正論だけど…そういうことネタ中に言っちゃう…?

X子:そうよそうよ。
   このくらいやらないと-2147483647位なんて取れないわよ!

Y美:いやそこもバグってるんかい!!
   もういい加減にして!!

X子:あっそうだすっかり忘れてた!

   …こちら、
   「500粒目〜599粒目のうち偶数粒目」
   でございます。

Y美:どのタイミングで出してきてるのよ!!本当にもういいって!!!

XY:どうも、ありがとうございました!





 

審査欄

 【爆笑ファイター】
前回のロボットネタひきずっていないですかw
いきなりロボットな定員が登場してネタとして掴みにくかったですが、システムが分かり次第面白くなってきました。
分かったところでのお米の下りは強いですね。いちいち律儀に「失礼いたします」と言って米粒持っていく光景がたまらないですね。
おしぼりの下りは少しあざとく感じて笑いにくかったです。
7点
【えむけー】
ご飯粒のボケを引っ張り過ぎ・・・そもそもこのネタは全体を見回しても、
ご飯粒、おしぼり、バグの計3つしかないボケを延々と繰り返してるだけにしか見えませんでした。
持ってる実力からすればまだまだこんなもんじゃないはずですよ。
(3点)
【けうけげん】
・MM−1でも審査させて頂いたネタなわけですが、やっぱりイカれてますねこれ。
 MM−1より行数が短い分、フリがコンパクトになって畳みかけのインパクトがより増していた印象です。
 「n文字目を○n文字分言う」なんて来ると分かってても噴いちゃいますもん。発明ですよね。
 ただやはり「単語+定食」「ページ数×100円」などシステムの笑いが多いため、
 パッと読んで笑えるという感じではなく、読むのに少し体力のいるネタでした。
 システムの笑いでまとめすぎな感じはあるので、もっと単純な笑いどころがあっても良かった気がします。 8
【ABS(全角)】
この人たち人間じゃなくて機械なんじゃないかな・・・?
あと「第4の壁」が見えてそうな雰囲気だったけど最後。
8点


r-6
星野児胡




やすお「あー、遭難しちゃったみたいだ・・・こんな森の中で・・・
    もう3日もロクに何も食べれてないよ・・・お腹が空いたー・・・」

???「(ブロロロロロ)お困りのようだな青年!!」

やすお「?! だれ?! 助けが来たの?!」

???「トゥ!!私はレストランマン!レストランのヒーローさ!」

やすお「変な奴きたーーー!!!」

レストランマン「ところでやすお青年、ここはどこかね」

やすお「お前も迷ってるんかい!!」

レストランマン「さっきまでデニーズ富士の樹海店にいたのだが・・・」

やすお「最後の晩餐に選ばれそうな立地だな!!そうだよ樹海で迷ってるんだよ!!」

レストランマン「そうかここが樹海か・・・ちょっといけばジョナサンあるかな?」

やすお「ねぇよ!!あるのは似た響きの富士山だけだよ!」

レストランマン「ついに、特殊能力を使う時が来たようだな・・・」

やすお「出会ってまだ30秒だよ?」

レストランマン「レストラン秘密技その39!レストランサーチ!」

やすお「お!近くのレストランを探してくれるの?!お腹空いていた所なんだ!!」

レストランマン「電波状態の良い所でお試しください」

やすお「地下鉄でやるソシャゲかよ!」

レストランマン「ところでやすお青年、お腹が空いているらしいな
        私がなぜレストランマンと呼ばれているかわかるかい?」

やすお「もしかして、食べ物を出したりできるの?!」

レストランマン「レストランが大好きだからさ!!」

やすお「・・・食べ物は?」

レストランマン「ガストのレジ横で売ってるぷっちょを持っているぞ」

やすお「レストランマンならハンバーグとかエビフライとか出してよ!!」

レストランマン「それはレストランマンではなくてレストランに頼んでくれ」

やすお「なんで出て来たんだよ!!
    あー、もうだめだ・・・お腹が空いて死にそうだ・・・ぷっちょでいいからおくれよ」

レストランマン「断る!!」

やすお「なんでだよ!!ヒーローならお腹空いている人を助けろよ!!」

レストランマン「私はレストランにとってのヒーローで、人類にとってのヒーローではない。
        レストランは守る、人は守らない。」

やすお「それはもはやレストランの警備員なだけなのでは」

レストランマン「よくわかったな、私はドリンクバーだけで5時間粘る」

やすお「それは守っているの?採算性のない客じゃん」

レストランマン「オリジナルドリンクバーカクテルのレシピを50持っている」

やすお「中学生がやるやつじゃん」

レストランマン「さて、私は迷っていたわけではなくこのあたりにあるレストランを探していたんだ」

やすお「?!じゃあ一緒に連れてってよ!!」

レストランマン「OK、青年。ではレストラン号に乗ってくれ」

やすお「SUZUKIの軽トラにつける名前かよ」

〜〜〜〜数十分後〜〜〜〜


レストランマン「青年、そろそろつくぞ」

やすお「久しぶりにご飯が食べれる〜〜!!」

レストランマン「ここが私の探していたレストランだ、入りたまえ」

やすお「掘っ立て小屋だけど大丈夫?」

レストランマン「まぁ座りたまえ、天井を見てごらん」

やすお「あ!!ラファエロの絵!ボッティチェッリの絵!」

レストランマン「そうここはサイゼリア」

やすお「わー!ミラノ風ドリア食べたい!!たらこスパゲティシチリー風も食べたい!」

レストランマン「何を言ってるんだ?この絵があったらサイゼリアだろ?
        あとこのトウガラシのフレーク。これさえあればサイゼリア!
        この無駄を省いた究極のサイゼリア!これこそ私の探し求めていた理想郷!
        料理なんてなくてもサイゼリアはサイゼリアなのだ〜〜〜〜!!!!」

やすお「・・・とりあえずお前殺して食うわ」

レストランマン「?! 物騒なことはやめるんだ青年!!」

やすお「俺はもう限界なんだ〜〜〜!!!」

レストランマン「レストラン秘密技その128!!入店音!ピポポーン」

やすお「うるせー!!死ねー!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


やすお「はっ!僕は今まで何を・・・」

博士「気づいた様じゃな青年」

やすお「誰だ!えっ、なんで僕は台に縛り付けられてるの?」

博士「お前は私の作品を壊した。だからにお前を作品にする為じゃよ」

やすお「まさか・・・レストランマンのこと?!」

博士「そうじゃ、お前を改造して・・・」

やすお「まさか僕もレストランマンに・・・」

博士「山田うどんマンにするんじゃ」

やすお「ローカル!うどん!まずい!!
    いやだーーー!!やめてくれーーー!!」
    せめてすかいらーく系列、ゼンショーグループでもいい!!
    みんなが知っていて親しみやすいレストラン!!
    エビフライやハンバーグ、せめて肉があるところ!
    24時間営業で分煙!Tポイントやポンタがたまるところ!!
    ウェイトレスの衣装が可愛いとなお良し!!
    そして味がそこそこのところにしてくれー!!

博士「注文が多いぞ、もしかして・・・レストランだけに?」


オチがついたところで僕が最近びっくりしたことを発表します。
埼玉のココスでは【埼玉県民の日限定ハンバーグ】を売り出している。
以上です、ご査収願います。


 

審査欄

【爆笑ファイター】
雑そうに見えて、しっかりしたキャラクターコントで好印象です。
たまに入るやすおの少しキャラから外れた冷静なツッコミが良かったです。レストランマンのボケにマッチしていました。
「それはレストランマンではなくてレストランに頼んでくれ」が正論過ぎて笑いました。
博士の下り以降は個人的に蛇足だと思います。最後までレストランマンでいって欲しかったです。
6点
【えむけー】
レストランマンのキャラが良いですね。間抜けなヒーローって面白い。
それに対するツッコミもビシッと決まってる。
しかし山田うどんってそんなにまずいですか? 
確かに西日本の昆布ダシのうどんの方が個人的には好きだけど、
もし埼玉県民だったならばもっと自信持って山田うどんを推してもいいんですよ(笑)
(8点)
【けうけげん】
・なぜか最初の「変なやつきたーーー!!」でしこたま笑ってしまいました。響のコントみたい。
 序盤はわりと低調でしたが、「似た響きのジョナサン」「レストランに頼んでくれ」など尻上がりに面白くなった印象です。
 レストランマンが出オチと思いきや、しっかりとキャラが立っていて読み応えがありました。
 反面、レストランに到着して以降は少し失速してしまったかなと。オチはビシッと決まっていたのですが。
 フレーズのやりとりが面白かったので、もっとその辺の応酬を軸に展開してほしかったです。 6
【ABS(全角)】
山田うどんって関東の一部しか知らないんじゃ・・・
4点

 


 


 

 

 

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